ローン相談

【ローン返済】土地を購入し家を建てる

住宅ローン全般 返済方法

公開日

2024.11.1

更新日

2024.11.1


新たに土地を購入し家を建てる場合、まずは土地を購入後、土地の名義を自身のものにしてから、工事がスタートとなります。
土地の購入にあたり、現金のご用意が無い場合、一般的に住宅ローン利用し購入資金の準備をすることになりますが、新居の完成・引っ越しまで、土地の分の住宅ローンと現在の家賃の二重払いが発生します。

注文住宅の場合、工事の出来高に応じて(一般的には上棟時※1)中間金を支払いますが、その分を住宅ローンで用意する場合も同様です。
※1 住宅の建築において柱や梁など建物の基本構造が完成して棟木を上げること

このような支払いの負担を一時的に軽減するため、「元金据置(がんきんすえおき)」という制度があります。

元金据置とは、例えば家が建つまでの6ヶ月間など借入時に決めた一定の期間、元金は返済せずに利息のみを支払う方法です。これにより毎月の返済額を抑えることができます。
ただしご注意いただきたいのは、元金据置期間終了後は元金据置を利用しなかった場合と比較し、毎月の返済額が高くなるという点です。

例えば、借入額 2,500万円・借入期間 35年(420回)・元金据置期間 6ヶ月で借りた場合、1~6回目は元金を返済せず利息のみ支払い、7回目の毎月返済日から元金の支払いが始まります。

初回から元金の支払いを始めた方は、元金を420回で返済しますが、6ヶ月間の元金据置があった方は、414回で元金の返済をすることになるため、毎月の返済額が高くなるのです。

上記の例(借入額 2,500万円・期間 35年・元金据置 6ヶ月)で、金利 0.5%として計算をすると、
■元金据置期間(1~6回目)の毎月返済額   …約10,420円
■元金据置期間終了後(7回目~)の毎月返済額 …約65,800円
■元金据置しなかった場合の毎月返済額     …約64,900円
となります。

なお金融機関によっては、元金据置ができない場合や、逆に元金据置しか選択できない場合がありますので、事前に金融機関への確認が必要です。

土地の購入資金・中間金を住宅ローンでまかなう場合、土地分と建物分とで住宅ローンを2本に分けて組む方法や、土地分・建物分のトータルで1本の住宅ローンを組み、資金が必要なタイミングで都度借入金を分割して融資を受ける方法など、借入をする金融機関によって、住宅ローンの組み方が異なり、「つなぎ融資※2」を利用する必要があったりします。
金融機関や住宅ローンの組み方によって、かかる費用も変わってきます。
※2 「つなぎ融資」については過去の記事をご参照ください。(下記リンク)
   つなぎ融資とは? ~注文住宅~


ポラスのローンコンシェルジュは、ポラスグループが提携する金融機関の中より、お客様に最適な住宅ローンをご提案いたします。
ご自宅のご購入・リフォーム等、住宅に関する相談・質問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください♪


お問合せは≪コチラ

一覧を見る
どんなお悩みも
お気軽にご相談ください。
専門的な知識をもとに、お客様に
最適な住宅ローンをご提案します。
住宅ローンのご相談